| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00~12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
| 15:30~19:30 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × |
交通事故の衝撃によって、首・肩・腰などに生じるケガ(たとえばむち打ち症/いわゆる むち打ち症 や腰部捻転型損傷)は、単に筋肉が痛むというだけでなく、筋膜・靭帯・関節包・ 神経あるいは椎間板にまで影響を及ぼすことがあります。特に、事故直後から数日間は「炎症期」と位置づけられ、組織修復の初動段階となるため、この時期に適切な対応を取ることが、後の慢性化・後遺症化を防ぐために非常に重要です。
事故直後、衝撃によって組織内部で微細な損傷・出血・腫れ・滲出液の発生・血管透過性の上昇などが起こります。これが「炎症期」にあたる段階で、過剰な炎症が進むと、筋膜癒着・関節拘縮・神経感作(過敏化)などの原因になり得ることが研究で示唆されています。たとえば、首に対する衝撃(むち打ち)では、神経根や椎間関節、筋膜の損傷が起こるという解剖‐生体力学的な報告があります。 (physio-pedia.com)
この段階で「安静・冷却・過度な運動回避」を行えるかどうかが、その後の経過に大きな影響を及ぼします。
炎症が起きている時期に過度な動作・衝撃の再来・関節‐筋膜ストレスを加えてしまうと、回復が遅れたり、痛みが長引いたり、結果として後遺症化するリスクが高まります。実際、むち打ち症では初期の痛み・可動域制限・神経症状の強さが、慢性化の予測因子になりうるという報告があります。 (医学雑誌) そのため初期段階で必要な「安静」と「活動制限」は、回復曲線を滑らかにするための鍵となります。
損傷直後には腫れ(浮腫)・滲出液集積・血管拡張・熱感などが起こることが多く、これを適切にコントロールすることで痛み・腫れ・二次的な筋膜癒着・関節拘縮を予防できます。冷却(アイスパックや低温療法)による血管収縮効果により、出血・滲出液の拡大をある程度抑え、炎症メディエーターの過剰な暴走を制御できる可能性があります。実際、むち打ちに関して「冷却療法(cold therapy)は侵害受容を抑え、腫れ・痛みの軽減に寄与する可能性がある」とする解説もあります。 (recover.centre.uq.edu.au)
ただし、冷却だけで全てが解決するわけではなく、あくまで炎症期の「初動対応」の一要素として、専門的な施術・診断・運動介入と併用されるべきものです。
このように、初期の炎症期に「安静+冷却」+専門的な判断を早期に入れることで、事故後の首・肩・腰の痛みを長引かせず、後遺症化を防ぎ、QOLの早期回復につなげることが可能です。
交通事故後、治療を検討される方がよく抱える疑問について、専門家視点と当院の考え方を交えて整理します。
Q. 事故直後に痛みが少ないのですが、安静や冷却は必要でしょうか?
→ はい。痛みが出ていなくても、首・腰・肩などには潜在的な微細損傷が起きている可能性があります。特にむち打ちでは、角度変化・衝撃方向によって筋膜・靭帯・関節包が損傷していて、数日後に痛み・動きにくさ・しびれが出るケースがあります。早期の冷却・安静を行い、専門的な検査を早めに受けることが後遺症を予防する鍵です。
Q. 冷却だけでいいのでしょうか?温めた方が良いのでは?
→ 冷却は「炎症期(通常事故後数時間〜数日)において、腫れ・滲出・血管拡張・痛みを抑える」役割があります。逆に、温熱療法(温め)は「炎症が落ち着いた段階(亜急性期・慢性期)で血流を促し、筋・靭帯・関節の回復を助ける」目的で使われます。したがって、事故直後~炎症が強い時期は冷却が優先されるべきで、安易に温めてしまうと腫れを拡大するリスクがあります。
Q. 安静=何も動かさない、ということですか?
→完全なベッド上安静を長期に行うことは、扱い方によっては逆効果です。特にむち打ちでは、過度の固定・動かさなさすぎが、筋力低下・関節拘縮・神経機能低下を招き、慢性痛化することが報告されています。 (Mayo Clinic) 正しくは「過度な動作制限を払いつつ、痛みの範囲内での軽い可動域保持運動を早期に開始」することが推奨されます。
Q. 自分で冷却していいの?どうやって冷却すれば?
→ はい、自宅でもアイスパック・ジェルパック・冷たいタオルなどを用いて冷却可能です。ポイントは「直接皮膚に氷を当てない」「10〜15分程度×数時間おき」「冷却後は軽く休む」こと。特に交通事故直後は痛みが強く出る可能性もあるため、家庭対応と専門的治療とを並行することが望まれます。
交通事故により生じる首・肩・腰のケガでは、初期の「炎症期」において、安静+冷却対応を適切に行うことが、後の慢性化・後遺症化を防ぎ、QOL(生活の質)を早期に回復させるための土台となります。
早期に適切な安静と冷却、そして事故対応に精通した専門治療(針灸・接骨・整体・カイロプラクティック)に繋げることで、回復のスピードと質が大きく変わります。
四日市市にある当院、ふじた針灸接骨院は、交通事故によるケガ・むちうち治療を専門分野としており、特に「首・肩の痛み」「交通事故による腰痛」に関して豊富な実績を持っています。
交通事故という突然の衝撃がもたらす首・肩・腰の損傷には、「単なる筋肉痛」以上の複雑な構造損傷(筋膜癒着、神経根刺激、椎間関節捻挫、骨盤の歪み等)が含まれており、研究でも「早期に専門的アプローチを行うことがむち打ち回復に有効」と報告されています。 (Advance Physical Therapy)
当院では、東海地区では少ない「筋膜リリース×針灸×関節モビリゼーション」の複合手法を導入し、交通事故後の「安静・冷却」期から、「可動域回復」「筋・関節機能改善」「姿勢・動作改善」へと段階的にスムーズに移行するオーダーメイドプログラムを提供しています。
これにより、単に痛みを抑えるだけではなく、日常生活・仕事・趣味・運動へ早期復帰できる体づくりを目指し、QOL(生活の質)の向上を図っています。
また、当院では保険会社・整形外科クリニック・法律事務所とも連携しており、事故後の手続きや通院サポートも含めて「四日市 交通事故治療」「四日市 むちうち治療」などで来院された方に安心を提供しています。
さらに、四日市市内はもちろん、菰野町・東員町・朝日町・川越町・いなべ市・桑名市といった周辺地域からの来院も多く、県外からの遠方の方も通いやすい環境を整えております。
| 交通事故治療 | 窓口負担 0円 |
|---|
受付時間:9:00~12:00・15:30~19:30(水曜日は午前のみ)
定休日:土曜・日曜・祝日
お電話でのお問合せ・ご予約
<受付時間>
9:00~12:00・15:30~19:30
※月曜~金曜 ※水曜日の営業は午前のみ
フォームは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。
〒512-1306
三重県四日市市
まきの木台二丁目143-2
保々駅から徒歩20分、
ファムタウン四日市上海老から徒歩9分(バス停)
9:00~12:00・15:30~19:30
※水曜日は午前のみ
土曜・日曜・祝日