四日市市で肩こり・腰痛・膝痛・不定愁訴に強い
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靭帯損傷による膝痛は、膝関節の安定性を保つために重要な役割を担う靭帯が、外的要因によって部分的または完全に断裂し、痛みや不安定感が生じる状態です。膝関節には主に4つの靭帯があり、特に前十字靭帯(ACL)、後十字靭帯(PCL)、内側側副靭帯(MCL)、外側側副靭帯(LCL)が膝の安定に関与しています。靭帯損傷は、スポーツや事故に伴う激しい運動や突然の衝撃によって起こりやすく、特に前十字靭帯の損傷が頻繁です。損傷の程度によって、安静で治癒可能な軽度のものから、手術が必要な重度のものまで幅広く存在します。
靭帯損傷の主な特徴は、膝の激しい痛みと関節の不安定感です。損傷の直後に膝の腫れが生じ、歩行や関節の動きに制限が現れます。特に、前十字靭帯損傷の場合、膝が「ガクッ」と崩れるような感覚や運動時の不安定感が特徴的です。内側側副靭帯の損傷では、膝の内側に痛みが集中し、後十字靭帯損傷では膝の後ろ側に痛みや不安定感が生じます。これらの損傷は急性期には強い痛みが伴いますが、慢性的な不安定感が残る場合もあります。
靭帯損傷の主な原因は、スポーツ中の急激な動きや方向転換、ジャンプからの着地、衝突などです。サッカーやバスケットボール、ラグビー、スキーなどの激しい運動が原因として多く挙げられます。また、転倒や交通事故などで強い外力が膝に加わることで、靭帯が引き伸ばされて損傷します。その他、靭帯が過去に一度損傷した場合や筋力や柔軟性の不足がある場合、再発のリスクも高まります。
靭帯損傷の診断には、医師が徒手検査と画像診断を行います。徒手検査では、ラクリンテストやピボットシフトテストなど、膝関節の安定性を確認する検査が行われ、どの靭帯が損傷しているかを調べます。画像診断にはMRIがよく使用され、損傷部位や損傷の程度が明確に確認されます。X線も用いられるが、靭帯は写らないため、骨折の有無を確認する補助的な役割となります。これらの診断結果に基づき、治療方針が決定されます。
東洋医学では、靭帯損傷による膝痛は「気血の滞り」や「寒湿」「腎虚」などの概念で捉えられます。靭帯損傷に伴う痛みや腫れは、気血の循環が滞り、痛みが発生すると考えます。診断には、脈診や舌診、経絡診断を用いて体全体のバランスや滞りを確認し、損傷の原因を診断します。損傷箇所に対応する経絡や体質に合わせて、治療方針が立てられます。
整体やカイロプラクティックでは、膝痛の原因を全身の骨格バランスや筋肉の使い方から診断します。膝関節のアライメントや骨盤、背骨の歪み、筋肉のアンバランスなどを評価し、膝の靭帯に負担がかかる原因を探ります。さらに、姿勢や歩行状態をチェックし、膝関節周辺の筋肉や靭帯の緊張状態も考慮して診断します。
靭帯損傷の治療は、損傷の重症度に応じて異なります。軽度の損傷では、安静、アイシング、圧迫、挙上(RICE処置)による保存療法が推奨され、サポーターやテーピングで膝を固定し、リハビリで筋力を回復させます。重度の場合は手術が必要で、前十字靭帯の再建手術などが一般的です。手術後にはリハビリテーションを行い、関節の可動域と筋力の回復を目指します。
東洋医学では、鍼灸や漢方を用いて治療を行います。鍼灸では損傷箇所や関連する経絡に刺鍼し、気血の流れを促進して痛みと腫れを軽減します。漢方では、「気血」の不足や「寒湿」に応じた処方を行い、内側から体質を改善します。また、外用薬や湿布も使用し、治療をサポートすることがあります。冷えを防ぎ、血行を良くすることも重要とされています。
整体やカイロプラクティックでは、骨盤や脊椎の矯正を行い、膝関節のバランスを整えます。膝の関節や周囲の筋肉を調整することで、膝にかかる負担を軽減します。筋肉の柔軟性を改善し、動作の癖を修正することで、再発を防ぐことも目的としています。
筋力強化や柔軟性向上のための運動が重要です。特に膝周りの筋肉を鍛えることで、関節の安定性が高まり、靭帯損傷のリスクを減らします。ウォームアップやクールダウンの習慣化、保護具の使用も効果的です。
東洋医学では、冷えや湿気を避けることが予防の要とされます。定期的な鍼灸治療で気血の流れを整え、漢方で体を温めて腎虚や寒湿の予防を図ります。また、体質に合わせた食事や生活指導も行います。
正しい姿勢と歩行の維持、筋肉のバランスを整えることが靭帯損傷の予防に役立ちます。ストレッチや筋力トレーニングの指導を行い、柔軟性や筋力を向上させて、膝にかかる負担を最小限に抑えます。
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