悪性腫瘍の転移による腰痛

悪性腫瘍が転移して腰痛が発生する場合は、主に転移性脊椎腫瘍と言われ、がんが脊椎に転移する事で発生しています。症状は、激しい腰痛で、安静にしていても痛みが続き、夜間にも痛みが出現します。また、腫瘍が神経を圧迫する場合、しびれや麻痺が発生する事もあります。症状は少しづつ悪化していくのも特徴です。

CT、MRIなどの画像検査で判断されますが一般的にMRIで確定されます。

手術で腫瘍を摘出したり、放射線治療で腫瘍を縮小させたり、痛みを緩和させる目的で使用されます。その他は抗がん剤等の化学療法を行う

 転移性脊椎腫瘍は進行が速い為、早期発見早期治療が大切になります。腰痛が続く場合やガンの家系の方は早めに医療機関の受診下さい。