骨粗鬆症(こつそそうしょう)によっておこりやすい腰痛

骨粗鬆症（こつそしょうしょう）は、骨密度が低下し、骨がもろくなる状態です。特に高齢者に多く見られ、骨折のリスクを高めることでも知られています。この骨粗鬆症が引き起こす問題のひとつが「腰痛」です。来院されている患者様の中には骨粗鬆症により圧迫骨折されてから腰痛が治りにくくなっている方がたくさん来院されております。腰痛は骨粗鬆症の患者さんにとって、非常に深刻な問題であり、生活の質を著しく低下させることがあります。

骨粗鬆症による腰痛の主な原因は、背骨の圧迫骨折です。背骨は、椎体と呼ばれる骨で構成されており、これが圧迫されることで腰痛を引き起こすことがあります。圧迫骨折が発生すると、骨がつぶれるような形になり、背骨が歪んでしまいます。この歪みが神経に圧力をかけ、痛みを引き起こすのです。

また、骨粗鬆症の影響で骨が弱くなると、日常生活でのちょっとした衝撃や不注意で骨折を招くことがあります。特に、腰は体重を支える重要な部位であり、過度な負荷やストレスがかかることで腰痛が発生しやすくなります。

骨粗鬆症による腰痛は、初期には軽度であることが多いですが、進行するにつれて痛みが強くなることがあります。具体的な症状としては、以下のようなものがあります。

1. 鈍い痛み: 腰部に鈍い痛みを感じることが多いです。
2. 立ち上がるときの痛み: 起き上がるときや座っている状態から立ち上がるときに、強い痛みを感じることがあります。
3. 動きの制限: 痛みが強くなると、体をひねったり、前屈したりする動きが制限されることがあります。
4. 急激な痛み: 圧迫骨折が発生すると、突然強い痛みが走ることがあります。この痛みは持続的で、安静にしていても改善しないことがあります。

骨粗鬆症による腰痛の治療は、痛みの緩和と骨折の予防が目的となります。まずは、骨密度を改善するためにカルシウムやビタミンDを含む食事やサプリメントを摂取し、骨を強化することが基本的なアプローチです。また、医師による処方薬（ビスホスホネート系薬剤など）や、骨折を予防するための運動療法も重要です。

さらに、腰痛の症状に対しては、鍼灸やマッサージ、物理療法を取り入れることが効果的です。特に鍼灸は、痛みの軽減や血流の改善に役立ち、患者様のQOL（生活の質）の向上を目指す治療法として注目されています。

骨粗鬆症による腰痛を予防するためには、以下のような生活習慣が重要です。

1. 適度な運動: 骨密度を高めるための体重を支える運動（ウォーキング、軽いジョギングなど）が推奨されます。
2. バランスの取れた食事: カルシウムやビタミンDを豊富に含む食事を摂ることが必要です。乳製品や魚、緑黄色野菜が良いでしょう。
3. 定期的な骨密度検査: 定期的に骨密度を測定し、早期に問題を発見することが予防に繋がります。

四日市市は、三重県内でも人口が多く、交通の便も良いため、腰痛治療を希望される方々が多く来院されています。腰痛は日常生活に大きな支障をきたすことがあり、早期の治療が重要です。四日市で腰痛治療をお考えの方には、当院の専門的な治療をお勧めします。

当院は腰痛治療を得意とする接骨院・鍼灸院で、専門的なアプローチを行っています。腰痛の原因となる骨粗鬆症や椎間板ヘルニア、筋肉の緊張などに対応するため、最新の治療法を駆使して、個々の症状に合わせたオーダーメイドの治療を提供しています。

特に、当院独自の治療法は、東海地区では珍しい手技や鍼灸治療を用い、痛みの軽減と共に、再発防止を目指します。患者様の生活の質（QOL）向上を大切にし、治療後のケアにも力を入れています。四日市市内はもちろん、菰野町、東員町、朝日町、川越町、いなべ市、桑名市からも多くの患者様が来院され、遠方からもご利用いただいています。

もし、腰痛でお悩みの方がいれば、まずはお気軽にご相談ください。当院の経験豊富なスタッフが、丁寧に対応いたします。