四日市市で肩こり・腰痛・膝痛・不定愁訴に強い
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ベーカー嚢腫は、膝の後部に形成される液体の溜まりで、関節の滑液が過剰に分泌されることで生じます。膝関節の滑液包や関節包が腫れ、結果として膝裏に嚢腫ができる状態を指します。特に変形性膝関節症や関節炎があるときに発生しやすく、滑液の増加が原因です。ベーカー嚢腫は一般的に良性で、腫瘍とは異なりますが、大きくなると痛みや動きの制限を引き起こすことがあります。
ベーカー嚢腫の特徴として、膝裏に腫れや圧迫感を感じることが挙げられます。初期段階では無症状の場合もありますが、腫瘍が大きくなるにつれ、膝の屈伸が難しくなることがあります。腫れにより周囲の血管や神経が圧迫され、ふくらはぎや足に痛みやしびれが生じることもあります。炎症が進むと、嚢腫が破裂し滑液がふくらはぎに漏れ、急性の痛みと腫れを引き起こすこともあります。
ベーカー嚢腫の原因は、関節内で滑液が過剰に分泌されることです。変形性膝関節症、関節リウマチ、半月板損傷などの膝関節の障害が滑液の過剰分泌を引き起こし、関節の後部に嚢腫が形成されます。また、繰り返しのストレスや過度の使用によっても発生することがあります。
診断は臨床所見と画像検査を基に行われます。医師は膝の後部を触診し、腫れや圧痛を確認します。超音波検査やMRIを使用して内部構造を詳しく調べ、嚢腫の大きさや状態を評価します。血栓や腫瘍といった他の可能性を除外するための検査も行われることがあります。
東洋医学では、ベーカー嚢腫は「湿熱」や「瘀血」として捉えられます。体内の気血の流れが滞り、膝関節に余分な湿や熱が溜まることで、腫れや痛みが生じると考えられます。脈診や舌診を通じて全体的な体質やエネルギーの状態を見極め、治療方針を決定します。
整体やカイロプラクティックでは、膝関節および下肢全体のアライメントや筋肉の状態を評価します。膝後部の腫れだけでなく、骨盤や背骨の歪みが関与しているかを確認し、全体的なバランスが膝にどのように影響を与えているかを考慮します。
西洋医学的には、軽度のベーカー嚢腫は自然に消失することもあります。治療としては、炎症を抑えるために安静、アイシング、抗炎症薬の使用が推奨されます。症状が重い場合、滑液の排出やステロイド注射が行われることもあります。手術は稀ですが、他の治療が無効な場合に考慮されます。
東洋医学では、鍼灸や漢方薬を用いて気血の流れを改善し、湿や熱を取り除く治療が行われます。膝周囲の経穴に鍼を施すことで血流を促し、腫れを軽減します。漢方薬は患者の体質に合わせて処方され、炎症を抑える効果があります。
整体やカイロプラクティックでは、膝のアライメントや筋肉の調整を行い、膝にかかる負担を軽減することを目指します。膝関節をサポートするために股関節や腰の調整も重要視され、腫れの軽減と可動域の改善に焦点を当てた施術が行われます。
予防策としては、膝に過度の負担をかけないようにすることが重要です。適切な運動を取り入れて関節を保護し、炎症を予防します。また、体重管理や適切な靴の使用も、膝への負担を減らすために役立ちます。
東洋医学では、日常的に気血の流れを保つことが予防につながります。温かい食事や飲み物を摂り、身体を冷やさないことが勧められます。適度な運動やストレッチで体内のエネルギーを巡らせることも有効です。
整体・カイロプラクティックでは、膝や全身のアライメントを定期的に調整し、筋肉のバランスを整えることが予防の基本です。姿勢や歩行の指導も行い、膝への負担を減らすためのアドバイスが提供されます。
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